経済不況・競合・競争激化時代
2023年度国内倒産件数8,690件超、負債総額2兆4,000億円(帝国データバンク調査)だそうでありまして、庶民の身近な分かりやすいところでは、2023年度の宅配ピザ店倒産64社で128.5%増加しています。
コロナの影響下、新規参入が相次ぎ競争激化の中、材料費の高騰に人手不足(配達員)。宅配ピザ店が配達の「強み」を手放せば、更にはレストランとの競合も避けられない。宅配ピザ業界は重大な局面を迎えています。
宅配ピザは、配達員とポスティングの確保が必須で即売上げに直結するのです。配達員(賃金高騰・人手不足)はコストですが、広告費は投資であり、必要経費です。広告は印刷された営業マンなのです。
過去の経緯から、1971年「ドルショック」・1991年日本の「バブル崩壊」・2008年「リーマンショック」・2020年「コロナパンデミック」等いずれの大不況時にも、乗り越えた会社と不況に呑まれた会社の違いは何だったのか・・・?
「不況にもかかわらず広告を出し続けたかどうか。」と言う違いでした。
つまり、広告を出して攻め続けた会社が成長して、守りに入って広告を止めた会社は、その後成長出来なかったそうです。
不況で広告を出さなくなった会社は、消費者から忘れられてしまい逆に広告を出し続けた会社は競合が減った分だけ印象が強くなったと言う事でしょう。
社会情勢が悪ければ攻めていて現状維持です。不況の時こそ、弱気にならずに攻め続けましょう!生き残りを賭けて・・・。
次回につづく。
共感です。