義務と責任
2024年の今年も残すところ2日となりました。
歳を取ると1年が早いと言いますが本当に速いんです。
小中学生の頃は早く大人になりたくて「大人になった空想」をしては、お大人はいいなぁ~。大人は美味しい好きな物を食べて好きな所へ行って、勉強はしなくていいし・・・あぁいいなぁ~、と思っていました。
あれほど早く大人になりたかったのに、今はあの頃に戻りたいと願うのは私だけでしょうか?大人になると義務と責任が両肩に重くのし掛かりますよね。
子供は無邪気に訳もわからず自分の好き勝手に行動し周りの大人達は手を焼く光景は容易に想像できます。一番困るのは、そのまま大人になってしまった人を稀に見ますよねぇ。
全然可哀気はありません。「権利と主張」は子供のように駄々を捏ねる。「義務と責任」は当初よりありません。
私も子供の頃や20代前半頃までは、かなり身勝手で感情的で多分に関わりたくないタイプの人間の一人で、コンプレックスの塊のような人間だったと思います。
被害者意識が強かったのでしょうね。男が男に生まれ、女が女に生まれてくる、これは変えようのない「天命」である。
それと同等に自身の置かれた「運命」を恨んで悩み苦しむのは浅はかで愚か者である事に己が嫌になりました。
強く恥入り過去は無かったものとして生きようと楽しく生きることを心掛けたのです。
人から好かれ信頼を受けることは難しいですが、人が嫌う言葉や態度は慎もうと自分自身に言い聞かせて今日まで過ごしてきた積りです。「義務と責任」を果たせる人間には眩しい後光を感じます。
今日のこの日を感謝します。ありがとうございます。
次回につづく。