経済が縮んでいく
これまでのようにお金を使える企業さんが激減しているように感じます。株高であるとか、春闘満額回答であるとか政府やそれに同調するマスコミは花火を打ち上げておりますが、庶民の感覚とは乖離した別世界の夢物語であるかのように写ります。
賃上げしても同時に税、社会保険料負担も増えており生活は豊かにならない、なっていない。社会保険料の家計負担率は28.1%と過去最高(2023年)となっていて実質賃金は24ヶ月マイナスです。真面目に働いてもお給料が増えない、これが実態ですよネ。
中小零細事業者も上場大手企業のように、社員の生活を守りたいと奮闘努力してはおりますが冷え切った経済状況下では中々厳しくコロナ発生時から苦戦を強いられているのです。
一零細事業者社長の出来ることなど高が知れています。がしかし社員を守るため、その家族を養うために必死に努力しているのです。
会社で使えるお金は、事業成長を支え継続のため最小のリスクと資金で運営しているのでした。日々経済が縮んで行くのを肌で感じます。身近で長年営業を続けていた企業、商店が閉店、倒産していくのを毎日のように目にします。不況の時は、お客さんも競合も守りに入ります。
そういう時こそ、攻めの姿勢でいることが大切です。不況の時こそ、大チャンスが眠っているのです。
次回につづく。