共同体としての意識

早いもので5月に入りました。ゴールデンウィークではありますが今年の世間は浮かれた様子はありません。

超高い税金に始まり超インフレ、超米不足の超物価高! 経済の低迷の経済から悪化へ。世界情勢は混屯、混乱でカオスの状態です。

「弱肉強食が自然のシナリオですから」有識者とおぼしきコメンテーターは言います。それ位のことなら「俺でも言えるよ。」と虚しくなります。

人々の共同体としての意識の希薄さを年々強く感じます。近年の指導者(リーダー)有識者、先生、お偉い方(各団体の長)みんな己に走っていませんか?公(パブリック)が揺るぎない確かな国家観が感じられません。

世間のカラクリが少し解ると政治の闇、経済の闇、行政官庁の闇も少し見える気がします。

環境は変えられないが、自分の思考や行動はコントロールできる。 思想家でも宗教家でもありません。ただの一小市民ですが何だか息苦しく隣を意識し、言葉を選び本音を出せない生きづらい社会になってしまったなぁーと、感じているのは私だけでしょうか?

ビジネスに於いても取引の繋がりは深い信用と信頼の延長線上にあったものが、昨今では「背に腹は変えられない」と憶面も無く競合へ乗り換える例が、多々あると知り合いの経営者は嘆いておりました。

生きるか死ぬかの瀬戸際で社員を抱えての二者択一は、「大変お世話になりましたがどうぞお許しください!」内心では叫んでいることでしょう。 私はそう思います。

立て直して、これ迄のご厚情に報いることが出来れば、それは人として立派な筋を通したものではないでしょうか?

零細企業の経営者は今必死に闘っているんです。

次回につづく。

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