使命感を持ち一歩を踏み出す
30年前昨日まで日本になかったビジネスで、私が会社を起ち上げられたのも、今の自分があるのも「ポスティングの効果、レスポンスの高さ」を知っていたからです。
当時身近な広告媒体は新聞の折込みでした。日本国中津々浦々おびただしい数の新聞販売店はネットワークで繋がっておりました。
注目すべきは各販売店のマーケティングに頭痛めることなく容易にチラシ広告を収集し、尚且つ高収益の絶頂期でした。
最小のリスクと資金で「広告のみに特化した」新しいビジネスに失敗はないと「トラスト」(信用・信頼の意)を起ち上げチラシ広告業界に飛び込んだのでありました。
このビジネスで成功することを真剣に考え、必要なことは何でもやり、成功するために必要なものを手にし、強い使命感を持ち一歩を踏み出したのでした。
仕事の獲得は、さほど難しくはないであろうと考えていたのでしたが実際にはかなり厳しく新しいことへのアレルギーと拒否反応を強く感じました。
そしてまた新聞業界の反発、反撃も大変強く威圧感がありました。
顧客となっていただいた担当者から「ポスティングを利用する会社には新聞折込はさせない、今後お断りです。」と圧力をかけられ、次からのポステイングが白紙となってしまいました。
30年経っても未だに新聞への弊社の掲載は受け付けてもらえません。出稿禁止業者一覧に「株式会社トラスト」の名前があるそうです。競合する会社としてポスティング業は憎まれ嫌われたのでしょうネ。
次回につづく。