仕事と作業は違う
「社長の仕事はマーケティング」「社長の仕事は作業じゃない」仕事と作業は違うのです。
社長の仕事はビジネスが成長するような、成果に繋がるマーケティングの施策を行うことで、もっと言うとレバレッジの効くことを行うことである。
儲かる会社の仕組み、周りに責任と使命感を持って働いてもらうシステムを構築できたのかです。
会社の中で一番優秀な人材とはほかならぬ社長ですから、社長自身が問題解決に当たるのは一見合理的に思えますが実は非効率なのです。ビジネスは日々変化しているので問題は一つ解決してもまた次から次へと発生してしまうものです。
社長の生産力を上げるシステム思考術とは、問題の原因となっているプロセスを周知徹底修正しない限り、その問題は間違いなく再発することになります。問題原因を全社で共有することにより二度と問題が起こらないようにすることだ。問題そのものが起きないような、起きたとしても自然に解決されるようなシステムに会社を変える必要があるのです。
少し言い方を変えると、会社を社長が居なくてもお金を生み出すシステムに作り変える。有機的な人の業務を機械的に仕組化していくことなのだと考えます。
どんな時でも誰もが同じ手順を踏むことで同じ対応ができる仕組みを作り出すことです。
どうすれば誰もが均一化したクレーム対応ができるか。
どうすれば誰もが平均的な営業成績が残せるか。
どうすれば社員が辞めても誰もが代わりを務められるか。
システム全体の問題が解決するシステム改善策で会社を質の高い「マシン」にすることなのです。
次回につづく

