失業者と成った私
失業者と成った私は、サラリーマンとは決別し自営の道を選択起業へと歩んでいきます。
最小資金で仕入れ、在庫を持ち、歩留まりの発生するリスクの多いビジネスは避けることとして、収益性が高く将来に渡り継続して商売が成立し、尚かつ拡張性のあるビジネスは「これしかない!」と確信するのでした。
1990年頃までは、個人の人権云々、個人情報保護云々と言っているマスコミや、知識人(?)は居りませんでした。と記憶しております。それ所か、毎年春頃には高額納税者一覧順位表が新聞に大々的に掲載されておりました。
日本全国どこのローカル地区でも当時「新聞販売所」の親父さん達が高額納税者上位に名前を連らね、地元の名士として活躍されて居たように記憶しております。
その時代好景気で、宣伝さえすれば多少の粗悪品(聞いた話)でも飛ぶように売れ大手企業はTV、ラジオで広告をし、中小零細企業、商店は新聞折り込み(住み分け)と流れていたのでした。その時代、金曜、土曜、日曜日の新聞折込は40枚~50枚と新聞より分厚いセットが自宅に届く訳ですね。当時1枚3.5円~4.5円の料金で、新聞は毎日広告を挟んで届きます。興味をお持ちでしたら毎日いくらの儲けになるのか計算して下さい。新聞販売所は何世帯を得意先としているのかで異なりますが1万世帯でも大変な金額となります。
そんな甘い甘い秘密を知ってしまった私は1994年昨日まで世界に無かった(知らんけど)ポスティングビジネスをスタートすることにしたのです。
今日は此処まで...次回につづく。