不況の時こそチャンス
「このままでは倒産してしまう・・・」そう悩む経営者の多くがコストを削減する必要があると考え、これまで使っていた出費を抑えるようにしました。
広告費は一番に削減の対象にあがり多くの会社は広告をやめたのです。その一方で今まで以上にお金を掛けた会社もあったのです。広告をやめた会社は業績が戻らず苦しみ、広告を続けた会社の業績は右肩上がりに伸びていったのです。
景気が戻れば状況が落ち着けば、お客さんは戻って来てくれる・・・と信じて。先が見えない不安から消極的になってしまうのも人の常ですが、しかしマーケティングをやめてしまうと、お客さんはあなたのことやあなたの会社のことを忘れてしまいます。その間にマーケティングし続けた会社にお客さんはみんな流れてしまうのでした。
そうなると景気が戻ったとしても、お客さんは戻って来ないのです。 不況の時は、お客さんも競合も守りに入ります。そういう時こそ攻めの姿勢でいることが大切です。 不況の時こそチャンスが眠っているのです。
1980年の第2次石油危機の時の調査では、600社の分析した調査結果では、不況時とその後の3年間で広告を削った企業よりも売上が平均で256%増加したのでした。
次回につづく。